便秘を悪化させる食べ物って?
お腹を冷たくして胃腸の作用を弱めてしまう以外に、ダイエットのやり過ぎで食物繊維や脂質が足りなくなったりしてしまうなどと、間違えた食事内容を送ると、便秘が悪化する可能性があるのです。
だからと言って特に外食の際は、胃腸にやさしい食べ物を食べる事は簡単ではありませんよね。
だからこそ、出来る限り胃腸に悪い食べものを回避することに意識を向けたほうが良いでしょう。
■お肉
お肉に含まれるたんぱく質は、腸の中で悪玉菌を増殖させる力があります。
便秘傾向で腸内環境を良い方向に向かわせたい場合は、できる範囲で肉類の摂取はさけましょう。
お肉を堪能したい時には、野菜なんかも食べ、バランスのしっかりした食事内容に気を付けて頂きたいです。
野菜やくだもの、ヨーグルトなどをあわせて摂取することによって、悪玉菌を軽減し善玉菌を増加させ、肉類の摂取による腸に対するマイナス要因となってを緩和できるからです。
■タンニンを含むもの
柿やお茶なんかに入っているタンニンの中には、摂取し過ぎると腸の粘膜に特徴のある膜を生成し、ぜん動運動を抑えてしまう効果が見られます。
便秘傾向がある人はあんまり口にしないことを意識しましょう。
■コンビニ食材で便秘解消?
時間の無い場合にはコンビニエンスストアでご飯を終らせてしまう場合もあるのではないですか。
その際でも便秘に効き目がある食品をチョイスしたいもの。
乳酸菌補充としてはヨーグルト系の飲み物、ビタミンやミネラル補充においては、野菜サラダやおからが入ったお惣菜、発酵食品についてはキムチパックやたくあん、お味噌汁といったものをおすすめします。
■水分は便秘改善に大切な条件
水分が足りないと、腸がちゃんと機能しないです。
この理由は身体が不可欠な水分を補充するために、体外に排出する水分の量を軽減させようとするからです。
結果的に、便が保持している水分が少なくなり、便が硬くなるので排便が困難になっていくというわけです。
便をスッと身体の外に排出するには、1日2L程の水分補給が望ましいと言われています。
とは言っても一回で大量の水分を口にしてしまうと、胃の消化液が薄まって消化活動が停滞したり、身体の中のナトリウム量が激減して倦怠感が生まれることが想定されます。
一回の摂取量はコップ1杯位にして、ちょくちょく一定サイクルで飲んだほうが良いでしょう。