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妊娠したら便秘になった!?

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妊娠がきっかけになって、女の方の身体はたくさんの変化を引き起こします。

 

そのうえで、一番目立つカラダの変化という形で、かなりの妊婦さんが便秘を乗り越えていると言われています。

 

今回、赤ちゃんが出来るとどうして便秘にかかりやすいのか?要因について徹底的にご紹介していきます。

 

■妊娠すると便秘になりやすい理由

 

お産の経験のある経産婦のおおよそ8~9割の方が、妊娠中に便秘を体験したと言われるくらい、妊婦さんの便秘は稀少ものだとは言えません。

 

赤ちゃんができると、女性の身体は出産に向かって一変し、次にあげるような事が便秘を起こし易くしています。

 

○ホルモンバランスの変化

 

妊娠中に引き起こされる便秘は、主として女性ホルモンのバランスが変化したことが理由です。

 

妊娠がきっかけになって、妊婦さんの身体の中では黄体ホルモンの分泌量が増加します。

 

黄体ホルモンとは、子宮内膜に達した受精卵が着床が楽な環境に整備して、妊娠を継続していく役割のある女性ホルモンです。

 

黄体ホルモンは、妊娠した現実をキープするために、代謝を弱めて身体の中に栄養素を蓄積しようとする効果があるのです。

 

この作用が要因であり、子宮の収縮や、直腸から肛門へ便を排出する平滑筋(へいかつきん)の収縮を抑制してしまうので、便が動きを見せるためのぜんどう運動を鈍くさせて便秘を誘発してしまうのです。

 

ほかにも、黄体ホルモンにおいては身体の中の水分をキープする作用も見られるがために、便の水分量が足りなくなり硬くなって、お通じがしづらくなってしまうことも便秘をもたらす原因になります。

 

○食生活の変化

 

妊娠初期状態は、つわりといったことが原因で食事の量が少なくなりやすく、食欲が湧かないせいでバランスの取れない食事になることが多いです。

 

お通じは摂取した物に応じて左右されるため、食事内容の変化で腸の働きをサポートする食物繊維や水分が足りなくなるケースや、食事の量自体が不十分で便秘になることもあり得ます。

 

○運動不足

 

妊娠中は、カラダの変化から体を動かす機会が減ってしまうケースも、便秘の元となっているきっかけです。

 

程よい運動は、腹筋を動かすおかげで腸を元気にする効果があるため、運動が足りないことになると便が移動するために大事なぜんどう運動が低下してしまうことになります。

 

■まとめ

 

妊娠中の便秘は、つわりがある妊娠初期状態より、子宮が成長する妊娠後期まで長い間にわたるケースも少なくないものです。

 

これ以外には、出産を終わらせると黄体ホルモンは従来の分泌量に戻り、子宮が原因の圧迫もなくなるので便秘が回復すると勘違いされがちだけれど、出産した後も便秘が長引いたという事も少なくありません。

 

食事内容や運動が足りないことによる筋力の減少は、出産した後の便秘にも影響を及ぼしますので、可能なことから対策を実施してみましょう。